当店の無農薬米は、農薬を一切使用せず、化学肥料も使わずに栽培されたお米です。こうしたお米を育てている農家さんは、実はごくわずかしかいません。
その理由のひとつは、農薬を使わないことで、畦(あぜ)や田んぼの雑草を手作業で取り除き、害虫の発生をできるだけ防がなければならないからです。 また、田んぼに入って稲を踏まないように気をつけながら、丁寧に雑草を抜く必要があります。
雑草はとても生命力が強く、何度抜いてもまた生えてきます。 しっかりと管理しないと、雑草に栄養や日光を奪われてしまい、収穫量が減ってしまうこともあります。 そうなると、品質のよいお米を育てるのが難しくなってしまうのです。
通常の栽培方法と比べて、無農薬栽培には多くの手間と時間がかかります。 そのため、兼業農家や大規模な農家にとっては、取り組むのが難しいのが現状です。
また、農薬の使用は栽培作業を効率化する一方で、環境への影響も懸念されています。 農薬の多用によって、田んぼに生息していたメダカやドジョウ、ナマズ、ウナギ、コイ、フナといった生き物たちが減少し、絶滅の危機に瀕しているという報告もあります。
日本のコウノトリも、除草剤の影響で死んだ魚を食べたことにより、ヒナが孵らなくなったという事例があり、自然環境への影響が指摘されています。
化学肥料についても、収穫量の安定にはつながる一方で、土壌の性質や作物の栄養バランスに影響を与える可能性があるとされています。 無農薬・無化学肥料で育てたお米は、自然本来の力を活かし、環境にも配慮した栽培方法といえるでしょう。







