有機米とは

 

 

有機・オーガニックとは?

 

有機、オーガニック、無農薬、無添加、数年前からよく目にするようになった気がします。

 

オーガニック野菜からオーガニックコスメまで、幅広く商品が世の中に溢れています。

 

聞いたことはあるけれど、詳しくは知らないという人は多いのではないのでしょうか?

 

ちなみに有機とオーガニックは同じ意味合いになります。

 

 

 

有機とは?

 

有機とは、化学的な合成肥料や農薬を使わず、自然界の生態系を尊重した農法や食品加工法を用いて生産されたもののことを指します。

 

有機は、農業だけでなく、食品、飲料、化粧品、衣料品などの製品にも使われます。

 

有機農業では、土壌や水質、空気汚染などの環境に配慮しながら、自然の循環に基づく肥料などを使用しています。

 

有機認証を受けた農産物や製品は、厳しい規定をクリアしたものであり、品質や安全性が保証されています。

 

有機製品には、化学的な残留物や添加物が少なく、自然の風味や香りがあり、健康に良いとされる栄養素が豊富に含まれている場合があります。

 

オーガニックが広まることで、人や動植物などすべての生命にとって、健全な自然環境・社会環境が実現します。

 

一方で、有機製品は一般的に通常の製品よりも価格が高く、生産量が限られているため入手が困難な場合もあります。

 

また、完全に農薬や化学的な添加物を使わない農法での生産には限界があるため、需要が高まっている有機製品の生産拡大には課題が残されています。

 

 

 

無料写真 地面に生えている植物

 

 

 

有機農業・オーガニック農法

 

有機農業とは、合成肥料や農薬を使用せず、自然の循環に基づく農法で、作物を栽培する農業のことを指します。

 

有機農業は、農薬や肥料の過剰使用による環境汚染を抑え、土壌の健康を保ち、生産された食品の品質を向上させることを目的としています。

 

有機農業では、肥料には天然の有機物を使用し、病害虫防除には天敵やハーブを使うなど、自然の力を利用した栽培方法を採用しています。

 

また、土壌の健康を維持するために、畝づくりや轍(わだち)づくりをするなどの工夫もされます。

 

さらに、有機認証制度には、有機農業の規則や基準が定められ、厳しい審査が行われることで、有機農産物の品質や安全性が確保されています。

 

有機農業は、環境保全に配慮した持続可能な農業であるため、近年、注目を集めています。

 

しかし、有機農業は、化学的な農薬や肥料に頼らずに栽培するため、労働コストや生産性の低下などの問題があり、コストが高くなることが課題とされています。

 

 

 

無料写真 この畑にはたくさんの野菜があります

 

 

 

有機栽培の目的

 

有機栽培の目的には、有害な化学物質をできるだけ減らすことで食の安全性を高めること、そして化学農薬や化学肥料による水や土、大気などの汚染を避けることで環境を守ることの二つがあります。

 

有機栽培とは、化学合成肥料や農薬を使用せず、自然の力や微生物などを利用して、作物を栽培する方法のことを指します。

 

有機栽培では、土壌の健康を維持し、有機物の循環を促進することが大切で、肥料には動植物の排泄物や堆肥、腐葉土などを使用します。

 

また、有機栽培では、病害虫防除にも天敵を活用することが一般的で、化学的な農薬を使わずに、天然の方法で病害虫を防ぎます。

 

さらに、有機栽培では、雑草を取り除く方法も、人手や除草機などを使った自然な方法を採用することが多く、自然の循環を大切にしています。

 

有機栽培のメリットとしては、環境に優しいこと、土壌や作物の健康を保つことができること、農薬や化学肥料の残留物を含まない作物ができることなどが挙げられます。

 

一方で、有機栽培では、病害虫の発生が多くなること、収量が低くなること、労働力やコストがかかることが課題とされています。

 
 
 

有機農業が良い理由は?

 
有機農業は、強い農薬や化学肥料を使用しないため、畑の害虫や土壌の微生物、害虫を食べる生物など、様々な生態系を守ることができます。
 
水質汚染や土壌汚染、大気汚染などを防ぐことで環境を守り、そして植物や動物に配慮することで、自然の食物連鎖を促しているのです。
 
環境にも人にも良い仕組みであることは間違いないですね。
 
 
無料写真 クリスタルグローブの森の芝生の上で休んでのクローズアップ
 
 
有機農業は、強い農薬や化学肥料を使用しないため、畑の害虫や土壌の微生物、畑の害虫を食べるその他の生物など、さまざまな生態系を守る事が出来ます。
 
水質汚染や土壌汚染、大気汚染などを防ぐことで環境を守り、さらに、植物や動物に配慮することで、自然の食物連鎖を促しているのです

 

 

有機米とは?

 

有機米とは、化学的な合成肥料や農薬を使わず、自然界の生態系を尊重した農法で栽培された米のことを指します。
 
 
有機農業では、土壌や水質、空気汚染などの環境に配慮しながら、自然の循環に基づく肥料や農薬を使用しています。
 
 
また、有機米には遺伝子組み換えの遺伝子が含まれていないため、遺伝子組み換え米と区別されます。
 
 
有機米は、自然な風味や香りがあり、体に優しいお米とされています。
 
 
日本では、農林水産省が定めた「有機農産物認証制度」に基づき、有機JAS認証を取得したお米を「有機米」「有機 jas 米」と呼びます。
 
 
 
無料写真 緑の稲が並んでいる広い緑の水田
 
 

有機米のメリット

 

安心・安全なお米が食べられる有機米は化学肥料や農薬を使わずに育てられるため、有害な物質が含まれている心配がありません。

 

また、有機栽培によって土壌が健康になり、健康的な栄養素を含んだお米が収穫されます。

 

体に有害な物質が入っていないというのは、とても安心ですよね。

 

有機農業は農薬や化学肥料を使用しないため、周囲の生態系にも配慮した栽培ができます。

 

地域の農業を支援する有機栽培は手間やコストがかかるため、大規模な農業企業ではなかなか採用されませんが、地域の小規模農家が有機栽培を行うことで、その地域の農業が活性化することが期待されます。

 

 

写真 炊き上がった白ご飯丼
 
 
 

有機米は健康に良い

 

1.農薬や化学肥料の残留が少ない

 

有機米は、農薬や化学肥料を使用せずに育てられているため、残留物がほとんど含まれていません。

 

一方で、一般的に市販されている非有機米には、農薬や化学肥料の残留が含まれていることがあります。

 

これらの化学物質は、人体に悪影響を与える可能性があるため、有機米を選ぶことで健康を守ることができます。

 

 

2.栄養価が高い

 

有機農法では、土壌の健康を保ち、土壌生態系を育てることが大切です。

 

土壌が健康であることで、お米に必要な栄養素が豊富に含まれるようになります。

 

一般的に有機米は、非有機米よりも栄養価が高いとされています。

 

また、有機農法では、有機肥料を使用するため、土壌に必要な微量元素がバランスよく含まれるようになります。

 

 

3.アレルギー反応が少ない

 

化学肥料や農薬を使用した非有機米は、残留物が含まれるため、アレルギー反応を引き起こすことがあります。

 

一方で、有機米は化学物質が少ないため、アレルギー反応が起きにくいとされています。

 

 
 

現代病を引き起こす活性酸素

 

 
活性酸素が老化の促進、動脈硬化やその他現代病を引き起こす原因となっていることも分かってきています。
 
 
現代病には、年々増え続けているアトピーや花粉症も含まれています。
 
 
活性酸素は薬剤、化学物質、紫外線、そして農薬などが酸素と結合して生み出されるとされています。
 
 
さらにはホルムアルデヒドや電磁波、金属、ストレスなどもその一因といわれますが、日々食べる米に付着している農薬の影響がとりわけ大きいと考えられています。
 
 
 
 
無料写真 丸薬と青色の背景のフラット レイアウトの電子体温計
 
 
 
 

当店の有機米