米糠とは、玄米の糠層と胚芽を合わせたものです。
糠層は玄米の表層部横断面の表皮から糊粉層までをいい、玄米に対する重量比で5~6%ぐらいです。
そんな米糠には、栄養素がいっぱいつまっており色んな使い方ができます。
糠(ぬか)の主な栄養成分
フィチン酸
がんを予防する効果があると言われています。
γ-オリザノール
コレステロールを低下させ自律神経失調症や更年期障害や潰瘍などに効果があると言われております。
イノシトール
脂肪肝や動脈硬化の予防、カルシウムの吸収を良くしてコレステロール血症の改善に効果があると言われております。
ダイエタリーファイバー
整腸作用や老廃物排出などの効果があると言われております。
フェルラ酸
抗酸化作用があり大腸ガン予防効果が期待できるそうです。
植物ステロール
コレステロールの吸収を抑え、悪玉コレステロールの割合を下げて生活習慣病の予防に期待できるそうです。
すぐに思いつくのは、ぬか床や畑などの肥料にしたりすることですね。
その他にも、お風呂に入れてみたり、洗剤の代わりに使用したり、美容にも効果があり米糠パックやボディーソプや洗顔料に使用したりできます。
米糠をフライパンで油をひかないで8分ほど乾煎りすれば殺菌効果や糠臭さがなくなって食べることもできます。
色んな料理に少し乾煎りした米糠を足して栄養価の向上にもなります。
他にもドリンクに混ぜて飲んだりと健康面でも期待できます。
しかし、米糠は無農薬糠をおすすめしたいです。
米糠には、玄米のなかでも残留農薬が溜まりやすい場所を削り取った物が米糠になるのでぜひ無農薬糠をお使いくださいませ。
味や匂いは全く気にならないのでサプリ感覚でそのまま食べてます。ほんのり甘みがあります。白米のほうが合う食事の時には手軽に追加摂取できるので重宝します。